ココマンダリン（2020年生、母ミッキーパール）

ココマンダリン（2020年2月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ココヤシ+命令者、大臣(ポルトガル語)より」。毛色は栗毛。種牡馬のディープブリランテ（当時11歳）と交配したミッキーパールが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はハシモトフアーム。主な勝ち鞍は2024年の一般C2九。

経歴

デビュー前

久保田貴士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

2月19日、デビュー戦は永野猛蔵騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず10着に敗れた。

4月15日、中7週で迎えた2戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた3戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい15着に終わった。

6月17日、中5週で迎えた4戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

10月8日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

4歳（2024年）

5月19日、約7か月半の休養明けで迎えた6戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月26日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のルレットを半馬身振り切って初白星を挙げた。

6月9日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

6月16日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原辰徳騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

7月7日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原辰徳騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、勝ったアステルグロリアスにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

7月14日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で菅原辰徳騎手（7戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るリュバンスリーズを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

7月30日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で菅原辰徳騎手（8戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったクーラントに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

8月5日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で菅原辰徳騎手（9戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキセキノホシを鮮烈な末脚で半馬身差し切って3勝目を獲得した。

8月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で菅原辰徳騎手（10戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた16戦目は、デルフィニウム賞（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で菅原辰徳騎手（11戦3勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で菅原辰徳騎手（12戦3勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた18戦目は、リギル賞（盛岡ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で菅原辰徳騎手（13戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

11月6日、中3週で迎えた19戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。