セルリアンラオウ（2003年生、母セルリアンジャンヌ）

セルリアンラオウ（2003年5月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋愛犬名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時15歳）と交配したセルリアンジャンヌが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）フラット牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方16戦2勝。主な勝ち鞍は2006年の一般C23。

経歴

デビュー前

田所秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

6月3日、デビュー戦は北村浩平騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村浩平騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた3戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

8月19日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

9月18日、中3週で迎えた5戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート2300m 曇/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

10月22日、中4週で迎えた6戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

11月29日、中4週で迎えた7戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C24（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月5日、連闘で迎えた8戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C25（荒尾ダート950m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた9戦目は、一般C23（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のクロスライセンスに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2007年）

1月2日、連闘で迎えた10戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦1勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月10日、連闘で迎えた11戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた12戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後はクラギンリュウと並んで1着同着となった。

2月7日、中1週で迎えた13戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高山伸一騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月13日、連闘で迎えた14戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた15戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月7日、連闘で迎えた16戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（4戦2勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた17戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（5戦2勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月28日、中5週で迎えた18戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた19戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月14日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、一般C30（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月28日、中1週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた21戦目は、一般C32（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮平鷹志騎手（2戦0勝）。5頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月11日、中1週で馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた22戦目は、一般C31（荒尾ダート950m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮平鷹志騎手（3戦0勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。