クロスライセンス（2003年生、母ヴィヴァットレジーナ）

クロスライセンス（2003年2月28日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「交互的実施許諾」。毛色は栗毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時11歳）と交配したヴィヴァットレジーナが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）桑田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方12戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の一般C12。

経歴

デビュー前

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

3月18日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は480kg。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に敗れた。

5月7日、中6週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に敗れた。

5月13日、連闘で迎えた3戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/良）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

7月15日、中8週で迎えた4戦目は、塚田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

8月27日、中5週で迎えた5戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

9月27日、中3週で迎えた6戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサファイアフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

11月29日、中8週で迎えた7戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C24（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月5日、連闘で迎えた8戦目は、一般C25（荒尾ダート950m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月24日、中2週で迎えた9戦目は、一般C23（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったセルリアンラオウから3馬身差の2着に敗北した。

4歳（2007年）

1月10日、中1週で迎えた10戦目は、一般C16（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーローマンに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月13日、中4週で迎えた11戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で牧野孝光騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月20日、連闘で迎えた12戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた13戦目は、一般C12（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のジュンノチケットに2馬身の差をつけて2勝目を手にした。

9月23日、約6か月半の休養明けで迎えた14戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C3四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

5歳（2008年）

4月6日、約6か月の休み明けで迎えた16戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

5月18日、中5週で迎えた17戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。