ポーラーナイト（2000年生、母アセマ）

ポーラーナイト（2000年4月18日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「北極圏以北で太陽が一日中地平線上へ上がらない時期」。毛色は鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時15歳）と交配したアセマが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方25戦1勝2着6回。主な勝ち鞍は2003年の一般C3 12。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額3,000万円（75万×40口）で一口馬主が募集された。

松元省一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

4月19日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり15着に敗れた。

8月9日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg減らして迎えた2戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 雨/不良）に出走。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

9月6日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップキウイ賞（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月4日、中5週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた6戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B1（金沢ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月30日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般C3 13（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるクロスディーバを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

12月15日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3 12（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のスカイウイングをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

4歳（2004年）

1月3日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は桑野等騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

3月28日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、一般C2-6（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2 12（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた13戦目は、あやめ賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた14戦目は、リゲル特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるキタノパールを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月20日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2-9（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3-4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた18戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、一般C2-7（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた19戦目は、熊木良介騎手を鞍上に迎えて、一般C2-8（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2-7（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

9月5日、中2週で迎えた21戦目は、北陸ペプシコーラ販売杯（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3-4（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミラクルタイガーに交わされて1馬身差の2着となった。

10月17日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で堀場裕充騎手（6戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエンプレスクイーンを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

11月15日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3-5（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で堀場裕充騎手（7戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるダイヤエクスプレスを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

11月30日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2-10（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で堀場裕充騎手（8戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、リードを5馬身以上キープして、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2-10（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で堀場裕充騎手（9戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた29戦目は、能登ワイン杯（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で堀場裕充騎手（10戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヒカルビスケットに交わされて4馬身差の2着となった。