ノゾミゴールド（2007年生、母ノーブルファニー）

ノゾミゴールド（2007年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスキャターザゴールド（当時10歳）と交配したノーブルファニーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は黒川賢司。戦績は、地方20戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年のスマートファルコン復帰記念。

経歴

デビュー前

錦見勇夫厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2009年）

8月28日、デビュー戦は清家義徳騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

9月16日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で清家義徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったカーリアルマに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

9月30日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で清家義徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた4戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のセレクトゴールド（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

11月2日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

11月17日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた6戦目は、2歳戦のセレクトゴールド（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず11着に敗れた。

12月1日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

12月29日、中3週で迎えた8戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

3歳（2010年）

1月3日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

2月4日、連闘で迎えた12戦目は、3歳戦の佳楓1歳お誕生日おめでとう記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で大畑雅章騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、3着を確保した。

3月1日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で大畑雅章騎手（8戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大畑雅章騎手（9戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で大畑雅章騎手（10戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で大畑雅章騎手（11戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

4月23日、連闘で迎えた18戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で大畑雅章騎手（12戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサンマルキングに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月3日、中0週で迎えた19戦目は、3歳戦のスマートファルコン復帰記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で大畑雅章騎手（13戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで持ち堪えて、最後は2着のミサキナチュラルに2馬身半の差をつけて2勝目を収める

5月18日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦の若鷲特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で大畑雅章騎手（14戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。