メイショウジザイ（2016年生、母ホーマンソレイユ）

メイショウジザイ（2016年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+自在」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウサムソン（当時13歳）と交配したホーマンソレイユが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はびらとり牧場。2022年の障害4歳以上オープン(障害4歳以上オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、スガタ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、びらとり牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、松本好雄によって108万円で落札された。

和田勇介厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2019年）

2月17日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

3月9日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

4月6日、中3週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

5月5日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝2300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

6月2日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた6戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 雨/不良）に出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島芝2600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

10月20日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。5着を確保した。

11月10日、中2週で迎えた9戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。最後は、勝ったシングンオフビートから3/4馬身差の2着に敗北した。

12月7日、中3週で迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本康志騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったルグランフリソンから1馬身1/4差の2着に敗北した。

4歳（2020年）

3月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本康志騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったウインリベロから1馬身1/4差の2着に敗北した。

3月28日、中3週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山本康志騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマーニをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

6歳（2022年）

2月12日、約23か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月30日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg絞って迎えた14戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（福島障害芝2770m 晴/重）に出走。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったテーオーソクラテスから2馬身半差の2着となった。

6月5日、中4週で迎えた15戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3330m 晴/良）に出走。鞍上は石神深一騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。