エーシンボイジャー（2010年生、母チャニングガール）

エーシンボイジャー（2010年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアルデバランⅡ（当時12歳）と交配したチャニングガールが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）様似共栄牧場。戦績は、地方12戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は2013年の3歳C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、様似共栄牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

橋本忠男厩舎（園田）へ入厩。

3歳（2013年）

4月4日、デビュー戦は木村健騎手を鞍上に据えて、3歳C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のフミオーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のギルガードールに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

7月26日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったブラックファントムにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

8月9日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、リカティールに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

8月30日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のデンコウタフネスに2馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

9月20日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

10月9日、中2週で迎えた7戦目は、ふじばかま賞（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（5戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で川原正一騎手（6戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

11月18日、中2週で迎えた9戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、がんばれ笠松競馬（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアビオニクスに5馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

12月12日、中2週で迎えた10戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、新穂高特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のキゲキに4馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

12月27日、中1週で迎えた11戦目は、マックル賞（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のレリシェスに2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

4歳（2014年）

1月20日、中2週で迎えた12戦目は、千両特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。