ツエルクオーザ（1990年生、母ロイヤルノーザン）
Zwerg Oza
1990.04.25
ツエルクオーザ（1990年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のミルフオード（当時14歳）と交配したロイヤルノーザンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は高橋 一三。戦績は、中央平地4戦0勝、地方15戦4勝2着8回。主な勝ち鞍は1994年の一般C。
経歴
デビュー前
中村好夫厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1993年）
1月9日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず16着に敗れた。
4月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。
10月10日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、清水英次騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。
10月23日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた4戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。
4歳（1994年）
1月3日、中9週で迎えた5戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったボールドワンダーから6馬身差の2着に敗北した。
1月14日、中1週で迎えた6戦目は、松島壽騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったミサキロングランから半馬身差の2着に敗北した。
1月22日、連闘で迎えた7戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったミサキロングランからアタマ差の2着に甘んじた。
2月5日、中1週で迎えた8戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松島壽騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に敗れた。
2月12日、連闘で迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松島壽騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のオスズハッピーに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
2月20日、連闘で迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で松島壽騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のセンタートウリョウに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
2月26日、連闘で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松島壽騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったパワースパークから2馬身差の2着に敗北した。
3月27日、中3週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松島壽騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のショウウンをハナ差制して3勝目を手に入れた。
5歳（1995年）
6月17日、約15か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のセイントリリーに2馬身半の差をつけて休養明け初戦をモノにした。
6月24日、連闘で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったカシノエイコからクビ差の2着に甘んじた。
7月1日、連闘で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中隆仁騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月29日、中3週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中隆仁騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマヨカムイから6馬身差の2着に敗北した。
8月16日、中2週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中隆仁騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトモノジョイナーから3/4馬身差の2着となった。
9月17日、中4週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中隆仁騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったイワサンスターから3馬身差の2着となった。
10月9日、中2週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中隆仁騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。