アスリートモア（2005年生、母ナチュラルグレイス）

アスリートモア（2005年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「運動選手＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のタニノギムレット（当時6歳）と交配したナチュラルグレイスが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方11戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年の一般C2十七。

経歴

デビュー前

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

9月7日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は448kg。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではいいところがなく14着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず14着に終わった。

11月29日、中9週で迎えた3戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトーセンインプレスを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

12月13日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

4歳（2009年）

4月4日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

4月11日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

4月18日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のモエレジャスティスをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

4月27日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ネクストスターに交わされて1馬身差の2着となった。

5月25日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で村上忍騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

6月15日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で村上忍騎手（9戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、クローズユアアイズに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

6月22日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた13戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で村上忍騎手（10戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。