クインインベータ(1987年生、母エツハイ)
1987.04.14
クインインベータ(1987年4月14日)は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は芦毛。種牡馬のダンサーズイメージ(当時22歳)と交配したエツハイが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前川 勝春。戦績は、地方22戦9勝2着2回。主な勝ち鞍は1990年の広峰賞。
経歴
デビュー前
増田勝彦厩舎(園田)へ入厩。
2歳(1989年)
12月28日、デビュー戦は稻田彰宏騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳(園田ダート800m 晴/良)に出走。馬体重は490kg。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカアイウからクビ差の2着に甘んじた。
3歳(1990年)
1月10日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系4歳(園田ダート1300m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で稻田彰宏騎手(1戦0勝)。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のクインマルトヨに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
2月7日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系4歳(園田ダート1300m 晴/不良)に出走。鞍上は3戦連続で稻田彰宏騎手(2戦1勝)。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマルセンヒカルに1馬身の差をつけて制した。
3月6日、中3週で迎えた4戦目は、アラ系4歳(姫路ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で稻田彰宏騎手(3戦2勝)。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のヒーローポジシヨンに8馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。
3月28日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系4歳(姫路ダート1400m 雨/良)に出走。鞍上は5戦連続で稻田彰宏騎手(4戦3勝)。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のミホノビヤクエイに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
4月11日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、3歳戦ののじぎく賞(園田ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で稻田彰宏騎手(5戦4勝)。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のシバノアマゾネスに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
5月16日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦の楠賞(園田ダート2300m 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で稻田彰宏騎手(6戦5勝)。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月13日、中3週で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上B2(姫路ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は8戦連続で稻田彰宏騎手(7戦5勝)。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のビクトリームサシに2馬身の差をつけて6勝目を手にした。
7月4日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の広峰賞(姫路ダート1500m 晴/不良)に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で稻田彰宏騎手(8戦6勝)。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のミホノビヤクエイに半馬身の差をつけて7勝目をつかんだ。
8月14日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、摂津盃(園田ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は10戦連続で稻田彰宏騎手(9戦7勝)。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。
9月12日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた11戦目は、全日本アラブクインカップ(園田ダート1630m 晴/良)に出走。鞍上は11戦連続で稻田彰宏騎手(10戦7勝)。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のエストウインに2馬身の差をつけて8勝目を手中に収めた。
10月10日、中3週で迎えた12戦目は、全日本アラブクインカップ(園田ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は12戦連続で稻田彰宏騎手(11戦8勝)。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。
11月7日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた13戦目は、白鷺賞(姫路ダート2000m 晴/良)に出走。鞍上は13戦連続で稻田彰宏騎手(12戦8勝)。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。
4歳(1991年)
5月22日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた14戦目は、三石こんぶ特別(園田ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は14戦連続で稻田彰宏騎手(13戦8勝)。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒダカブリザードから2馬身半差の2着に敗北した。
6月4日、中1週で迎えた15戦目は、京都肉特別(園田ダート1800m 曇/不良)に出走。鞍上は15戦連続で稻田彰宏騎手(14戦8勝)。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月27日、中2週で迎えた16戦目は、慶野松原特別(園田ダート1630m 晴/重)に出走。鞍上は16戦連続で稻田彰宏騎手(15戦8勝)。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月10日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系4歳以上A1(姫路ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は17戦連続で稻田彰宏騎手(16戦8勝)。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月7日、中3週で迎えた18戦目は、サマークイーン賞(姫路ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は18戦連続で稻田彰宏騎手(17戦8勝)。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキクスイクインに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
8月30日、中2週で迎えた19戦目は、加西G・ベリーA特別(園田ダート1630m 雨/重)に出走。鞍上は19戦連続で稻田彰宏騎手(18戦9勝)。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。
5歳(1992年)
6月11日、約9か月半の休み明けで迎えた20戦目は、アラ系4歳以上A1(園田ダート1800m 曇/良)に出走。鞍上は20戦連続で稻田彰宏騎手(19戦9勝)。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月22日、中5週で迎えた21戦目は、尾林幸二騎手を鞍上に迎えて、御津綾部山特別(姫路ダート1500m 晴/良)に出走。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月9日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた22戦目は、宝塚特別(園田ダート1630m 晴/良)に出走。鞍上は稻田彰宏騎手(20戦9勝)。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。