モンドバーグ（2014年生、母アクアリング）

モンドバーグ（2014年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「世界のリング（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のヴィクトワールピサ（当時7歳）と交配したアクアリングが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2017年の2017ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド大井第1(一般C2)。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額5,000万円（125万×40口）で一口馬主が募集された。

吉村圭司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2017年）

4月15日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は480kg。18頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

5月13日、中3週で迎えた2戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り曇/不良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

6月3日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝2600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

9月3日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、6着に入り込んだ。

12月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、R.クアトロ騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデ戦の「しながわ体操」完成記念賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエンジェルサインを次元の違う末脚で交わし去り、最後は8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月27日、中3週で迎えた6戦目は、臼井健太郎騎手を鞍上に迎えて、2017ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド大井第1（大井ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフェスティヴデールを交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

4歳（2018年）

5月5日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1900m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではいいところがなく13着に敗れた。

6月24日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（中京芝2200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

8月24日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、山田錦で乾杯（園田ダート1700m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したメイショウティグレに半馬身届かず2着に敗北した。

9月13日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上B2（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では物凄い伸び脚で急追したが、抜け出したエスコフィオンにハナ差届かず2着に甘んじた。

5歳（2019年）

2月28日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた12戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1870m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月2日、中4週で迎えた13戦目は、4歳以上C1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のハドロサウルスをハナ差振り切って3勝目を奪取した。

5月8日、中4週で迎えた14戦目は、4歳以上B2（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。