ワタリホワイト（1996年生、母ミスユキツバキ）

ワタリホワイト（1996年4月29日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のパークリージエント（当時15歳）と交配したミスユキツバキが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）高橋ファーム。戦績は、地方36戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年の新春4才牝馬特別( 牝ハンデ)。

経歴

デビュー前

太田勝雄厩舎（上山）へ入厩。

2歳（1998年）

6月7日、デビュー戦は水戸賢二騎手を鞍上に据えて、3歳A2（上山ダート1250m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月5日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月20日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた3戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のソシアルサウンドに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳A1（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフタバビジンから5馬身差の2着に敗北した。

8月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳A1（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月8日、中2週で迎えた6戦目は、3歳A1（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月23日、中1週で迎えた7戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の若菜特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月20日、中3週で迎えた8戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、3歳A1（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳A2（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のムラノソロモンに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月15日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦の若駒賞（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は水戸賢二騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

3歳（1999年）

1月5日、中6週で迎えた11戦目は、朝倉実騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳ハンデ戦の新春4才牝馬特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、驚異的な末脚を爆発させて、最後は2着のフォージドレディーに1馬身の差をつけて3勝目をマークした。

2月10日、中4週で迎えた12戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で朝倉実騎手（1戦1勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳オープンの’99桃花賞（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で朝倉実騎手（2戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、4着を確保した。

3月23日、中3週で迎えた14戦目は、立花伸騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦のチューリップ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は朝倉実騎手（3戦1勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見所を作れず12着に終わった。

5月9日、中3週で迎えた16戦目は、3歳戦のキンポウゲ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で朝倉実騎手（4戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したアンジェリークを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

5月30日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦の紅ばら特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で朝倉実騎手（5戦1勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

6月8日、連闘で迎えた18戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で朝倉実騎手（6戦1勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

7月7日、中3週で迎えた19戦目は、3歳戦のインパチェンス特別（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で朝倉実騎手（7戦1勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦のコマクサ特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で朝倉実騎手（8戦1勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた21戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で朝倉実騎手（9戦1勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた22戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で朝倉実騎手（10戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、伸びてきたロッドフォンテン決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

9月9日、中1週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の一般B3一（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で朝倉実騎手（11戦1勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

10月11日、中4週で迎えた24戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のゴールデンティアラ賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で朝倉実騎手（12戦1勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた25戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で朝倉実騎手（13戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた26戦目は、錦秋賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で朝倉実騎手（14戦1勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた27戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で朝倉実騎手（15戦1勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

12月9日、中0週で迎えた28戦目は、冬木立賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で朝倉実騎手（16戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた29戦目は、武智政明騎手を鞍上に迎えて、グッバイラビット賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

4歳（2000年）

2月2日、中4週で迎えた30戦目は、一般B3四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武智政明騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

3月1日、中3週で迎えた31戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は朝倉実騎手（17戦1勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

4月15日、中5週で迎えた32戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般B3 C1（大井ダート1500m 内回り雨/重）に出走。鞍上は武智政明騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。

5月11日、中3週で迎えた33戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般B3四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

5月20日、連闘で迎えた34戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は朝倉実騎手（18戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

6月7日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた35戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた36戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。