エフボマ（2020年生、母フォルゴラーレ）

エフボマ（2020年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「馬主イニシャル+爆撃機」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のノヴェリスト（当時11歳）と交配したフォルゴラーレが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はモリナガファーム。主な勝ち鞍は2023年のとこまち真ん中バースデーレース(B2)。

経歴

デビュー前

高橋亮厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

8月20日、デビュー戦は長岡禎仁騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた2戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

12月17日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、2歳未勝利（中京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は長岡禎仁騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

12月28日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で長岡禎仁騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

3歳（2023年）

4月8日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は太宰啓介騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた6戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

5月9日、連闘で迎えた7戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳戦のベニバナ賞（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、勝ったエニシャルに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

6月25日、中1週で迎えた10戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のとこまち真ん中バースデーレース（金沢ダート1500m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセブンハイに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月9日、中1週で迎えた11戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の7月11日は県民一斉防災訓練デー賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の奥能登地震被災地復興支援杯（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた13戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のユメヲカケル☆Vtuberなこむすめ杯特編（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた15戦目は、珠洲ホースパークへ行こう賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤翔馬騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた16戦目は、地方と中央で競馬を盛り上げていこう杯（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤翔馬騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。