カッカ（2000年生、母ヒダカデイクタス）

カッカ（2000年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「閣下」。毛色は鹿毛。種牡馬のダイナガリバー（当時17歳）と交配したヒダカデイクタスが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は中村勝則。戦績は、中央平地20戦0勝、地方6戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の竜頭賞(一般C2以下)。

経歴

デビュー前

柄崎孝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

2月1日、デビュー戦は青木芳之騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

5月4日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で青木芳之騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で青木芳之騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

8月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 雨/良）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のポラリス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月10日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳戦のボルックス特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったメモリールーデンスから2馬身差の2着となった。

9月20日、中0週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

10月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で菊沢隆徳騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

12月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、けやき特別（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月30日、連闘で迎えた10戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、ゴールドサドル賞（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のイガノヤッピーに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2004年）

1月18日、中2週で迎えた11戦目は、寒風特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月24日、連闘で迎えた12戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモスカッシュに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

4月4日、中9週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（5戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着を確保した。

4月24日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（6戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた15戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝2000m 曇/稍重）に出走。17頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に敗れた。

6月19日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

7月11日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた17戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 雨/不良）に出走。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

8月1日、中2週で迎えた18戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

8月21日、中2週で迎えた19戦目は、北村浩平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

9月11日、中2週で迎えた20戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の定山渓特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい7着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた21戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の夕張特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

5歳（2005年）

3月13日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた22戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた24戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

6月18日、中7週で迎えた25戦目は、3歳以上500万下の横津岳特別（函館芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

9月19日、約3か月の休養明けで迎えた26戦目は、小島太一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。