キオイタワー（1983年生、母クオリティジョオー）

Kioi Tower

1983.06.10

キオイタワー（1983年6月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタケシバオー（当時18歳）と交配したクオリティジョオーが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）川越牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1986年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

石栗龍雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

1月6日、デビュー戦は4歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は440kg。鞍上は田中剛騎手。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。

1月19日、4歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

3月16日、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は蓑田早人騎手。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

5月11日、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は河内洋騎手。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、伸びてきたエイシンフェイマス決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

5月24日、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は的場均騎手。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のユーコープリンスに1馬身3/4の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。

4歳（1987年）

8月23日、4歳以上400万下（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は横山典弘騎手。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

9月19日、4歳以上400万下（函館芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。