セイフクジョウ（2000年生、母ヒメサユリ）

セイフクジョウ（2000年5月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋嬢」。毛色は鹿毛。種牡馬のエアダブリン（当時9歳）と交配したヒメサユリが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）豊巻牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方3戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の夏美の競馬デビュー記念(C3)。

経歴

デビュー前

大和田稔厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

4月20日、デビュー戦は伊藤暢康騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に終わった。

10月21日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた2戦目は、庄司大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の渡部宏一記念 PPC盃（上山ダート1250m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスガノフェローからクビ差の2着となった。

11月2日、中1週で迎えた3戦目は、3歳戦の夏美の競馬デビュー記念（上山ダート1250m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で庄司大輔騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハイフレンドキセキに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月13日、中5週で迎えた4戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

4歳（2004年）

1月10日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

1月31日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

11月8日、約9か月半の休養明けで迎えた7戦目は、ノベンバー特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は平沢健治騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた8戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

12月25日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。