ワンダーグロリアス（1999年生、母ワンダードレッサー）

ワンダーグロリアス（1999年2月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時13歳）と交配したワンダードレッサーが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は尾野一義。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方19戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の一般B2 C1。

経歴

デビュー前

藤岡範士厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

10月7日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は540kg。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

10月20日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、サンキョウフェアーに交わされて3馬身半差の2着に敗北した。

11月3日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

3歳（2002年）

5月4日、約6か月の休み明けで迎えた4戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

5月26日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では最後まで息が続かず16着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田輝彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

12月21日、約6か月半の休み明けで迎えた7戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月31日、中0週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のロデオドライブに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2003年）

1月25日、中3週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた9戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモプレジャに1馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

2月22日、中3週で迎えた10戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月19日、中3週で迎えた11戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったナカトップテスコから半馬身差の2着に敗北した。

4月23日、中4週で迎えた12戦目は、一般B2 C1（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は新町充寿騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のワープアラオに半馬身の差をつけて3勝目を手にした。

5月7日、中1週で迎えた13戦目は、りんどう賞（荒尾ダート2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた14戦目は、黒岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた15戦目は、妙見岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた17戦目は、阿蘇稲星山カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で牧野孝光騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月13日、中3週で迎えた18戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で牧野孝光騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月9日、中3週で迎えた19戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、俵山カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月29日、中6週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた20戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は新町充寿騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月18日、中2週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた21戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月16日、中3週で迎えた22戦目は、林卓磨騎手を鞍上に迎えて、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（2004年）

1月1日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は新町充寿騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のダンサーズクエストに半馬身の差をつけて4勝目を手にした。

1月20日、中2週で迎えた24戦目は、M&Kジョッキーズカップ（第3戦）（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月17日、中3週で迎えた25戦目は、観音岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は古泉悟騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。