ダンサーズクエスト（1998年生、母ターフジェイド）

ダンサーズクエスト（1998年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシアトルダンサーⅡ（当時14歳）と交配したターフジェイドが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）岡本牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、中央障害1戦0勝、地方37戦14勝2着10回。主な勝ち鞍は2004年の観音岳カップ(一般C1)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、岡本牧場から「北海道6月当歳市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

ターファイトクラブにて総額2,000万円（40万×50口）で一口馬主が募集された。

高橋隆厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

6月24日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく9着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた3戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

4歳（2002年）

7月21日、約11か月半の休養明けで迎えた5戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内小雨/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月2日、中9週で迎えた6戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のコウセイユキムスメに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月22日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアイティーラビットに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月10日、中6週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた8戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイウンハナビから5馬身差の2着に敗北した。

12月21日、中1週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた9戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のインタースカイハイに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（2003年）

1月1日、中1週で迎えた10戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマヤノモーリスに4馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

1月25日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のブライトテールに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月23日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタフネスゴールドに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月24日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（5戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンキャニオンをアタマ差制して怒涛の5連勝を決めた。

4月16日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（6戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマヤノモーリスから半馬身差の2着に敗北した。

5月7日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉留孝司騎手（7戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマヤノモーリスから半馬身差の2着に敗北した。

5月20日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1 C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉留孝司騎手（8戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマヤノモーリスから6馬身差の2着に敗北した。

6月11日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1 C2（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は高山伸一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキーガイに5馬身の差をつけて8勝目を手に入れた。

7月1日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（9戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のホーマンアーチに4馬身の差をつけて優勝

7月15日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（10戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のクールガイに1馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

8月2日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったグラールテンショウから4馬身差の2着に敗北した。

8月19日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2 C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（11戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカキスターから1馬身差の2着に敗北した。

9月9日、中2週で迎えた22戦目は、一般B2 C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（12戦8勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後はインタースカイハイと並んで3着同着となった。

9月24日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったインタースカイハイから1馬身差の2着に敗北した。

10月28日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、一般C1 C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（13戦8勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のナントウジーニャスに1馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす

11月18日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（14戦9勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったインタースカイハイからクビ差の2着に惜敗した。

12月16日、中3週で迎えた26戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（15戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったジェネスハッピーからクビ差の2着に甘んじた。

6歳（2004年）

1月1日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（16戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーグロリアスから半馬身差の2着に敗北した。

1月20日、中2週で迎えた28戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第3戦）（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のジェネスハッピーに1馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

2月17日、中3週で迎えた29戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、観音岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のレフトシートをハナ差制して先頭ゴールを果たした。

3月17日、中3週で迎えた30戦目は、龍ヶ岳カップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（17戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた31戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、一般B2（荒尾ダート1500m 雨/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のゲートウエーランドに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月2日、中2週で迎えた32戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（18戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月30日、中3週で迎えた33戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（19戦9勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた34戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松島慧騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月20日、約3か月半の休養明けで迎えた35戦目は、赤見千尋騎手を鞍上に迎えて、全日本レディース招待天草パールセンター杯（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月30日、中0週で迎えた36戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（20戦9勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月28日、中3週で迎えた37戦目は、一般B2（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月26日、中3週で迎えた38戦目は、一般B2（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は松島慧騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

7歳（2005年）

1月12日、中1週で迎えた39戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月25日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた40戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第3戦）（荒尾ダート1500m 小雨/重）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月23日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた41戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月22日、中3週で迎えた42戦目は、一般B2（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。