アイティーラビット（1999年生、母ティーアイリス）

アイティーラビット（1999年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサニーブライアン（当時5歳）と交配したティーアイリスが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は前谷武志。戦績は、中央平地7戦0勝、地方21戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の一般C2。

経歴

デビュー前

柴田光陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

10月7日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は442kg。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた2戦目は、2歳新馬（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

3歳（2002年）

5月18日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、南井大志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

6月22日、中4週で迎えた4戦目は、服部剛史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

8月3日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

8月24日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は服部剛史騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

10月22日、中7週で迎えた8戦目は、椎葉智昭騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンサーズクエストから4馬身差の2着となった。

11月5日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で椎葉智昭騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタヤスラッカーに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月13日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で椎葉智昭騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダークレバーに2馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

11月24日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で椎葉智昭騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。12着に敗れた。

4歳（2003年）

2月22日、約3か月の休養明けで迎えた12戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で椎葉智昭騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリセーヌキングから1馬身半差の2着に敗北した。

3月19日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で椎葉智昭騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月16日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で椎葉智昭騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で椎葉智昭騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で椎葉智昭騎手（8戦2勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のダンガンハートをアタマ差制して勝利を手に入れた。

5月28日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で椎葉智昭騎手（9戦3勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で椎葉智昭騎手（10戦3勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月25日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で椎葉智昭騎手（11戦3勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で椎葉智昭騎手（12戦3勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた21戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月20日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は椎葉智昭騎手（13戦3勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で椎葉智昭騎手（14戦3勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月28日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた26戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮平鷹志騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。