ジョウノソナタ（2009年生、母ジョウノナイヤガラ）

ジョウノソナタ（2009年5月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ソナタ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシーキングザダイヤ（当時8歳）と交配したジョウノナイヤガラが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はヴェルサイユファーム（株）。戦績は、中央平地11戦1勝2着1回、地方1戦0勝。2011年のエーデルワイス賞(牝Jpn3)で4着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

8月7日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は460kg。17頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

9月17日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のハタノアブソルートを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

10月13日、中3週で迎えた4戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。

11月26日、中5週で迎えた5戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のからまつ賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら14番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

12月18日、中2週で迎えた6戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入った。

3歳（2012年）

1月22日、中4週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったコリンブレッセに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

4歳（2013年）

5月25日、約16か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は失速してしまい14着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は嶋田純次騎手（1戦1勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。

6月29日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は石橋脩騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

8月25日、中7週で馬体重を前走から22kg戻して迎えた12戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。