コウギョウポケット（2012年生、母イエスドラゴン）

コウギョウポケット（2012年4月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のジャングルポケット（当時14歳）と交配したイエスドラゴンが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、地方21戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年のファーストステップ。

経歴

デビュー前

菅原右吉厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2014年）

8月3日、デビュー戦は陶文峰騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。4頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のマルケイフロイデに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月24日、中2週で迎えた2戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフューチャーステップ（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、オールドラヴにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月7日、中1週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞のビギナーズカップ（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって9着に敗れた。

10月4日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞の若駒賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（3戦1勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

11月16日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、2歳地方重賞の南部駒賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（4戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のプリンセスカップ（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（5戦1勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた8戦目は、2歳B1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で陶文峰騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

3歳（2015年）

1月4日、中2週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の金杯（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で陶文峰騎手（7戦1勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

4月1日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエイプリルフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

4月28日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた11戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の夏木立特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

5月30日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた13戦目は、3歳戦の秋田場外開設記念秋田運河賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（8戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の十文字さくらんぼまつり賞（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

7月12日、中3週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞のオパールカップ（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（10戦1勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の奥州水沢夏まつり賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（11戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

8月30日、中4週で迎えた17戦目は、横手やきそば四天王決定戦賞（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（12戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1六（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で陶文峰騎手（13戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で陶文峰騎手（14戦1勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた20戦目は、ターフチャレンジ（盛岡芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で陶文峰騎手（15戦1勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた21戦目は、五葉山賞（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で陶文峰騎手（16戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。