スンリ（2018年生、母ホットマンボ）

経歴

デビュー前

当歳のとき、石郷岡雅樹から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ノースヒルズによって756万円で落札された。

2歳（2020年）

8月15日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。18頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず17着に敗れた。

9月19日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

10月17日、中3週で迎えた3戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 雨/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

11月8日、中2週で迎えた4戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったシャーレイポピーに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

11月28日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を奪い、若干速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では不撓の敢闘精神で渋太く粘り続けて先頭に立ち、最後は2着のマイネルクハージュをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2021年）

1月16日、中6週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳オープンの紅梅ステークス（中京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（2戦1勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた7戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのエルフィンステークス（中京芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、勝ったサルファーコスモスにねじ伏せられてクビ差の2着となった。

3月14日、中4週で迎えた8戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのアネモネステークス（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた9戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

5月2日、中4週で迎えた10戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神芝1400m 小雨/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の闘魂で渋太く粘り続けて、最後は2着のメイショウツワブキをアタマ差振り切って雨下の大激戦を制した。

5月29日、中3週で迎えた11戦目は、3歳重賞の葵ステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。17頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、6着に入り込んだ。

9月5日、約3か月半の休養明けで迎えた12戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの飯豊特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

9月26日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの知多特別（中京芝1200m 雨/重）に出走。18頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、5着に終わった。

4歳（2022年）

3月5日、約5か月半の休養明けで迎えた14戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、後続との差を2馬身以上キープして、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のディヴィナシオンをハナ差振り切って久しぶりの実戦を物にした。

3月19日、中1週で迎えた15戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの淀屋橋ステークス（阪神芝1200m 小雨/稍重）に出走。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

4月30日、中5週で迎えた16戦目は、4歳以上3勝クラスの芦屋川ステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

6月19日、中6週で迎えた17戦目は、3歳以上3勝クラスのUHB杯（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのTVh杯（函館芝1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。

7月23日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上3勝クラスのしらかばステークス（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克駿騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

9月24日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの豊明ステークス（中京芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で鮫島克駿騎手（4戦0勝）。17頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入った。

10月22日、中3週で迎えた21戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの北陸ステークス（新潟芝1200m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、伸びてきたルピナスリード決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

11月19日、中3週で迎えた22戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスのみちのくステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したダークペイジにアタマ差届かず2着となった。

12月11日、中2週で迎えた23戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの知立ステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5歳（2023年）

1月29日、中6週で迎えた24戦目は、B.ムルザバエフ騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの巌流島ステークス（小倉芝1200m 曇/重）に出走。18頭立ての2番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のクリノマジンを半馬身振り切って4勝目を手中に収めた。

3月4日、中4週で迎えた25戦目は、G3のオーシャンステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でB.ムルザバエフ騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

10月8日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、ハンデ戦でオープンのオパールステークス（京都芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（2戦0勝）。18頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では鋭い脚を使えず18着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた27戦目は、みちのくステークス（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は秋山稔樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。

12月16日、中5週で迎えた28戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのタンザナイトステークス（阪神芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

2023年12月27日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。