アンコロ（2022年生、母フジヤマサクラ）

Ankoro

2022.03.31

アンコロ（2022年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドドリーム（当時9歳）と交配したフジヤマサクラが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上牧場。主な勝ち鞍は2024年のNewBeginning。

経歴

デビュー前

大山寿文厩舎（兵庫）へ入厩。

2歳（2024年）

7月31日、デビュー戦は新庄海誠騎手を鞍上に据えて、2歳戦のNewBeginning（園田ダート820m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は450kg。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキングスピカに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月30日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のステップアップ2024一（園田ダート1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で新庄海誠騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

12月19日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で新庄海誠騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアポストロフィーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3歳（2025年）

1月14日、中3週で迎えた4戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のプリムラ賞（園田ダート1230m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

2月12日、中3週で迎えた5戦目は、3歳A B（姫路ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ベラドンナリリーにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

6月18日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、3歳A B（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹村達也騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1230m 晴/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で竹村達也騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた8戦目は、森脇健児☆来場記念2nd（園田ダート820m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で竹村達也騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のファイブレイナに3馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

9月5日、中3週で迎えた9戦目は、OBCラジオ大阪賞（園田ダート820m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で竹村達也騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、デビルシズカチャンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

10月3日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上C1二（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で竹村達也騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のユアマイドリームを半馬身振り切って3勝目を奪取した。

11月12日、中5週で迎えた11戦目は、3歳以上C1（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で竹村達也騎手（7戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、アウタースペースに交わされて3馬身差の2着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた12戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、駆けろパカっと錦秋賞（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るリュヌダムールを凄まじい末脚でアタマ差だけ差し切って断トツの支持に応えた。