キムタツヘルメス（1997年生、母タカマリヤ）

キムタツヘルメス（1997年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のグリーンマウント（当時14歳）と交配したタカマリヤが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は小岩牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方24戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小岩牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、木村龍彦によって367.5万円で落札された。

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

4月28日、デビュー戦は堂山直樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は448kg。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月24日、中7週で迎えた2戦目は、国信満騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったメップノビジンから1馬身半差の2着となった。

7月8日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国信満騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったハイロマンから半馬身差の2着に敗北した。

7月22日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で国信満騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフレアリングアローをハナ差制して初勝利を挙げた。

8月21日、中3週で迎えた5戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は国信満騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月21日、中5週で迎えた7戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国信満騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（札幌(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で国信満騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた9戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（2000年）

1月1日、中5週で迎えた10戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったクロスギャングから5馬身差の2着に敗北した。

1月13日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の紅梅特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月22日、中5週で迎えた12戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた13戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた14戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若草特別（浦和ダート1600m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた15戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

4月18日、連闘で迎えた16戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月25日、中4週で迎えた17戦目は、福重正吾騎手を鞍上に迎えて、一般B9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた18戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、3歳G3の名古屋優駿（名古屋ダート1900m 晴/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月28日、中5週で迎えた19戦目は、東真市騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で東真市騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

10月20日、中9週で迎えた21戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で東真市騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東真市騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

4歳（2001年）

6月4日、約7か月の休み明けで迎えた23戦目は、井上悦児騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上悦児騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で井上悦児騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

8月4日、中3週で迎えた26戦目は、永尾正則騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に敗れた。

5歳（2002年）

6月11日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた27戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 雨/重）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。