フレアリングアロー（1997年生、母ヤマノフレアリング）

フレアリングアロー（1997年3月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時18歳）と交配したヤマノフレアリングが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は山口明彦。戦績は、中央平地1戦0勝、地方31戦5勝2着3回。2000年のニューイヤーカップ(地方重賞)に勝利した他、2000年の新春千葉盃(牝)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

鈴木英二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

5月19日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は458kg。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月26日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったライデンスペシャルからハナ差の2着に甘んじた。

6月24日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月22日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったキムタツヘルメスからハナ差の2着に甘んじた。

8月4日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のタクマオーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月11日、連闘で迎えた6戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジ5（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島洋人騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月17日、連闘で迎えた7戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のシダキングオーに1馬身半の差をつけて制した。

9月5日、中2週で迎えた8戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天授の闘争心でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のシャーリーに半馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

10月13日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定2歳G3のエーデルワイス賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（7戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた11戦目は、2歳オープンの胆振軽種馬農業協同組合特別（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（8戦2勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月9日、中5週で迎えた12戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のオークス（優駿牝馬）（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた13戦目は、2歳戦の若殿特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のダービーヒルズに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

3歳（2000年）

1月2日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、3歳地方重賞のニューイヤーカップ（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のヒノデラスタを半馬身振り切って5勝目を奪取した。

1月20日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定3歳オープンの新春千葉盃（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、勝ったシュザンヌにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

2月23日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、牝馬限定3歳オープンのユングフラウ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月29日、中4週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた17戦目は、3歳地方重賞のしらさぎ賞（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤隆騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた18戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の桜花賞（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤隆騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

5月17日、中3週で迎えた19戦目は、牝馬限定3歳G3の関東オークス（川崎ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤隆騎手（7戦2勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月6日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた20戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤隆騎手（8戦2勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。

10月19日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた21戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、秋陽特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた22戦目は、田部和広騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデ地方重賞のゴールドカップ（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

4歳（2001年）

6月27日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から25kg減らして迎えた23戦目は、十勝ワイン特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月23日、中7週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた24戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの登別地獄祭り特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた25戦目は、クリスタル特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた26戦目は、芽室メークイン特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月3日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、新冠レ・コード館特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月17日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた28戦目は、厚真特別（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた29戦目は、日高門別川特別（門別ダート2000m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた30戦目は、沼の端特別（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた31戦目は、駒丘特別（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（2002年）

2月25日、約3か月の間隔を開けて迎えた32戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の駿風特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり13着に敗れた。