ヒノデラスタ（1997年生、母ダイエイハーネス）

ヒノデラスタ（1997年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモガミ（当時21歳）と交配したダイエイハーネスが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤川ファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方14戦3勝2着5回。2000年の東京ダービー(地方重賞)に勝利した他、2000年の羽田盃(地方重賞)で2着に入る活躍をした。その他にも重賞1勝を挙げた。

経歴

デビュー前

桑原義光厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

5月18日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のツギタテヒカリに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月6日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（旭川ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラキングオーから半馬身差の2着に敗北した。

7月29日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ13才（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ23才（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月22日、中0週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

9月9日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた7戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエフテーシャンハイをクビ差制して制した。

10月26日、中6週で迎えた8戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの’99ゴールドジュニアー（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ワンダーグルームにアタマ差交わされて2着となった。

11月18日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、2歳地方重賞の平和賞（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったワンダーグルームに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3歳（2000年）

1月2日、中5週で迎えた10戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のニューイヤーカップ（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したフレアリングアローを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

1月19日、中1週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞のブルーバードカップ（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

2月29日、中5週で迎えた12戦目は、3歳オープンの’00雲取賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

4月11日、中5週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の羽田盃（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のように急駛したが、勝ったイエローパワーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月10日、中3週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の東京王冠賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月7日、中3週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の東京ダービー（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のスワットフォンテンに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする