クラキングオー（1997年生、母クラファストレディ）

クラキングオー（1997年4月15日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスズカコバン（当時17歳）と交配したクラファストレディが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は倉見牧場。戦績は、中央平地3戦1勝、地方32戦11勝2着5回。2001年、2002年とステイヤーズカップ(地方重賞)を連覇した他、2002年の道営記念(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

5月18日、デビュー戦は国信満騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエンゼルカロから4馬身差の2着となった。

5月25日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で国信満騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアスターフウジンから5馬身差の2着に敗北した。

6月24日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で国信満騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のセキノロイヤルに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月6日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（旭川ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で国信満騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヒノデラスタに半馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

7月29日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ13才（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で国信満騎手（4戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月27日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、3歳（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月25日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月23日、中3週で迎えた8戦目は、2歳戦のポインセチア特別（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は国信満騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノジェネラスをハナ差制して先頭ゴールを果たした。

3歳（2000年）

1月2日、中0週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞のヤングチャレンジカップ（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で国信満騎手（6戦3勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月5日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、堂山直樹騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の北斗盃（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた11戦目は、3歳オープンの夏草特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で堂山直樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノジェネラスに2馬身半の差をつけて4勝目を獲得した。

6月24日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で堂山直樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

7月22日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で堂山直樹騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はエーピーバスティアと並んで1着同着となった。

8月31日、中5週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で堂山直樹騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のラプソディスキーに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月27日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（旭川ダート2300m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で堂山直樹騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のタキノスペシャルに2馬身半の差をつけて7勝目を手にした。

11月3日、中4週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた16戦目は、3歳G1のダービーグランプリ（盛岡ダート2000m 曇/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で堂山直樹騎手（6戦4勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

11月21日、中2週で馬体重を前走から22kg戻して迎えた17戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で堂山直樹騎手（7戦4勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒットパークから半馬身差の2着に敗北した。

4歳（2001年）

5月3日、約5か月半の休養明けで迎えた18戦目は、地方重賞の赤レンガ記念（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で堂山直樹騎手（8戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた19戦目は、胆振軽種馬農業協同組合特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で堂山直樹騎手（9戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマークオブハートから2馬身半差の2着に敗北した。

6月14日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、地方重賞のステイヤーズカップ（札幌(地)ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で堂山直樹騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハギノハンターに5馬身の差をつけて8勝目を掴み取った。

7月11日、中3週で迎えた21戦目は、地方重賞のエトワール賞（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で堂山直樹騎手（11戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月16日、中4週で迎えた22戦目は、G2のブリーダーズゴールドカップ（旭川ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で堂山直樹騎手（12戦5勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月9日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた23戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、札幌日経オープン（札幌芝2600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

10月18日、中5週で迎えた24戦目は、門別沙流川特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は堂山直樹騎手（13戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月22日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2002年）

5月5日、約5か月半の休養明けで迎えた26戦目は、地方重賞の赤レンガ記念（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は堂山直樹騎手（14戦5勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月11日、中4週で迎えた27戦目は、地方重賞のステイヤーズカップ（札幌(地)ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で堂山直樹騎手（15戦5勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のマルカダンガンに1馬身半の差をつけて9勝目を手にした。

7月25日、中5週で迎えた28戦目は、ルスツリゾート特別（旭川ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で堂山直樹騎手（16戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルカダンガンに3馬身の差をつけて10勝目を達成した。

8月15日、中2週で迎えた29戦目は、G2のブリーダーズゴールドカップ（旭川ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堂山直樹騎手（17戦7勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月18日、中4週で迎えた30戦目は、ウイングアロー賞（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で堂山直樹騎手（18戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったツギタテヒカリから半馬身差の2着に敗北した。

10月16日、中3週で迎えた31戦目は、門別沙流川特別（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、2着のアデライーデに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

11月21日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のツギタテヒカリに1馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

12月23日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた33戦目は、G2の名古屋グランプリ（名古屋ダート2500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦2勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳（2003年）

4月29日、約4か月の休み明けで迎えた34戦目は、地方重賞の赤レンガ記念（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は堂山直樹騎手（19戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月28日、中3週で迎えた35戦目は、サクラローレル賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堂山直樹騎手（20戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。競走中止となった。