ラプソディスキー（1997年生、母ラプソディスター）

ラプソディスキー（1997年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマルゼンスキー（当時23歳）と交配したラプソディスターが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）沖田牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方21戦7勝2着6回。2000年の十勝軽種馬農業協同組合特別に勝利した他、2000年の日本軽種馬協会特別を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

高岡秀行厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

7月1日、デビュー戦は井上俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は540kg。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のビクトリーマジックに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて7着に終わった。

10月26日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、3歳（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月10日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた4戦目は、3歳（札幌(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったミヤノシャダイから1馬身半差の2着に敗北した。

11月24日、中1週で迎えた5戦目は、松本隆宏騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3歳（2000年）

4月19日、約5か月の休み明けで迎えた6戦目は、4歳（札幌(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラシックゲットから1馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノヒロインに4馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

5月31日、中3週で迎えた8戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の大通公園特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のカネマサゲイリーに3馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

6月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳オープンの日本軽種馬協会特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウセイグンに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

7月13日、中3週で迎えた10戦目は、3歳G3のグランシャリオカップ（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（7戦3勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月3日、中2週で迎えた11戦目は、3歳オープンの十勝軽種馬農業協同組合特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（8戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイアミューダに1馬身の差をつけて5勝目をマークした。

8月31日、中3週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（9戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラキングオーから3馬身差の2着に敗北した。

10月16日、中6週で迎えた13戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったスキャットに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月3日、中2週で迎えた14戦目は、ぎょしゃ座特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したヘリオスヤマトにアタマ差届かず2着に甘んじた。

11月19日、中1週で迎えた15戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般B3四（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のサンフライアップに1馬身半の差をつけて6勝目をゲットした。

12月4日、中1週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の仲冬特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（2001年）

1月15日、中5週で迎えた17戦目は、初凪賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったロイヤルサンサンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

1月29日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデ戦のサンドストーム賞（大井ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のピュアチャイルドをクビ差振り切って7勝目を奪取した。

2月27日、中3週で迎えた19戦目は、早春賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

3月29日、中3週で迎えた20戦目は、ハンデ戦のブラッドストーン賞（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた21戦目は、北極星賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

5歳（2002年）

6月18日、約14か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた22戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、一般B2四（大井ダート1190m 雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。