リュウセイグン（1997年生、母リバーミスト）

リュウセイグン（1997年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエイシンサンディ（当時4歳）と交配したリバーミストが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は坂部牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方38戦5勝2着2回。2000年の日本軽種馬協会特別で2着に入った他、1999年のサマーチャレンジ5で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

高岡秀行厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

6月16日、デビュー戦は井上俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のセイワルーシアッドに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月28日、中5週で迎えた2戦目は、酒井作男騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのサマーチャレンジ3（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた3戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジ5（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

8月21日、中0週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（2戦1勝）。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

10月13日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のジーワンシャネルに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月11日、中3週で迎えた7戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月9日、中3週で迎えた8戦目は、2歳オープンの門別町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3歳（2000年）

1月2日、中2週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞のヤングチャレンジカップ（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は沼沢英知騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月19日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、3歳オープンの陽春特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（5戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（6戦1勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。4着を確保した。

6月1日、中3週で迎えた12戦目は、3歳オープンの夏草特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は沼沢英知騎手（2戦1勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた13戦目は、3歳オープンの日本軽種馬協会特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったラプソディスキーから1馬身半差の2着となった。

9月19日、約3か月の休み明けで迎えた14戦目は、一般D2（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックマクインに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月3日、中1週で迎えた15戦目は、門別とねっこ特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた16戦目は、襟裳岬特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（9戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた17戦目は、門別軽種馬生産振興会特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（10戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のトウショウマーベルをアタマ差制して制した。

12月4日、中4週で迎えた18戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、一般C1十（大井ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るダハールジャパンを上がり2位の末脚で半馬身差し切って勝利を手に入れた。

12月29日、中3週で迎えた19戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（2001年）

1月15日、中1週で迎えた20戦目は、小正月特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1三（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で早田秀治騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

3月2日、中3週で迎えた22戦目は、一般C1三（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で早田秀治騎手（4戦1勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったチゴハヤブサに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

3月29日、中3週で迎えた23戦目は、東風特別（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で早田秀治騎手（5戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた24戦目は、六分儀座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で早田秀治騎手（6戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では出色の末脚を披露したが、4着に終わった。

5月11日、中3週で迎えた25戦目は、スターロード賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で早田秀治騎手（7戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月20日、連闘で迎えた26戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で早田秀治騎手（8戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた27戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般B3四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

7月14日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた28戦目は、盛夏特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は早田秀治騎手（9戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

8月28日、中5週で迎えた29戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、はくちょう座特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

5歳（2002年）

1月9日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた30戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、目黒区特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1三四（大井ダート1590m 内回り晴/重）に出走。鞍上は早田秀治騎手（10戦1勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた32戦目は、一般C1三（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（11戦1勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

2月22日、連闘で迎えた33戦目は、一般C1三（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（12戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

4月24日、中8週で迎えた34戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、北海道競馬記者クラブ特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた35戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、ステイゴールド賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた36戦目は、藤倉寛幸騎手を鞍上に迎えて、朝里川特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた37戦目は、星置川特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた38戦目は、秋田大助騎手を鞍上に迎えて、レグルス特別（旭川ダート2100m 曇/良）に出走。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた39戦目は、アルタイル特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で秋田大助騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた40戦目は、アルデバラン特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で秋田大助騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。