セイワルーシアッド（1997年生、母ブルーマリーナ）

セイワルーシアッド（1997年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヤエノムテキ（当時12歳）と交配したブルーマリーナが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）グリーンヒルスタッド。戦績は、地方32戦2勝2着7回。主な勝ち鞍は2000年の4歳。

経歴

デビュー前

林和弘厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

6月16日、デビュー戦は桜井拓章騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は486kg。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったリュウセイグンから7馬身差の2着となった。

7月6日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月15日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月23日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1000m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（2000年）

1月3日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、勝ったミホアカデミーから2馬身差の2着に敗北した。

4月26日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、4歳（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月5日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、4歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた8戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、4歳（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。12着に敗れた。

5月31日、連闘で迎えた9戦目は、4歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったタヤススズランからアタマ差の2着となった。

7月22日、中6週で迎えた10戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、4歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

8月6日、中1週で迎えた11戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマルゲンビジンに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月15日、連闘で迎えた12戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シゲノビッグワンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

10月9日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

10月29日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

11月25日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

4歳（2001年）

3月27日、約4か月の休養明けで迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で長田進仁騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月21日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で長田進仁騎手（7戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で長田進仁騎手（8戦1勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で長田進仁騎手（9戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で長田進仁騎手（10戦1勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エアランブルに交わされて2馬身差の2着となった。

6月24日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で長田進仁騎手（11戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

7月14日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で長田進仁騎手（12戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい5着に敗れた。

8月5日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で長田進仁騎手（13戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

8月15日、中0週で迎えた24戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で長田進仁騎手（14戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のビワストームをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

9月10日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で長田進仁騎手（15戦2勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オーディーミラクルに交わされて4馬身差の2着となった。

9月22日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で長田進仁騎手（16戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マロンデジマに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月17日、中3週で迎えた27戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は18戦連続で長田進仁騎手（17戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は19戦連続で長田進仁騎手（18戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で長田進仁騎手（19戦2勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて11着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた30戦目は、東真市騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で東真市騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に終わった。

5歳（2002年）

1月13日、中1週で迎えた32戦目は、土井道隆騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。