ハギノハンター（1993年生、母プロスペクターズロイヤル）

ハギノハンター（1993年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスーパークリーク（当時8歳）と交配したプロスペクターズロイヤルが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地43戦5勝2着7回、地方20戦3勝2着3回。1999年の’99かちどき賞に勝利した他、2001年のメジロマックイーン特別(一般)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

伊藤修司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

5月19日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京芝1700m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したマチカネイナズマを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月22日、中1週で迎えた3戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったイガノラマンチャに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

6月30日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のリキアイユタカオーをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

7月20日、中2週で迎えた5戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の富良野特別（札幌芝2600m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

8月17日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の渡島特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で四位洋文騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマキノムッシュに7馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

10月13日、中3週で迎えた9戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、3歳G2の京都新聞杯（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は武豊騎手（3戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（4戦1勝）。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、3着に入った。

12月15日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（5戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったキクノロベルトに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4歳（1997年）

1月11日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武豊騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

1月19日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた14戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で武豊騎手（7戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線に入ると、前で粘るビートパッションを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

3月1日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、京葉ステークス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は南井克巳騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた16戦目は、鳴門ステークス（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

4月6日、中2週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の梅田ステークス（阪神ダート1800m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は四位洋文騎手（4戦1勝）。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

9月21日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の室蘭特別（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた19戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上900万下の御陵特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

11月22日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の香嵐渓特別（中京ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で河内洋騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入った。

12月7日、中1週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の高砂特別（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で河内洋騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったフィールドアスカに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

12月20日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で河内洋騎手（5戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

5歳（1998年）

1月6日、中1週で迎えた25戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で河内洋騎手（6戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた26戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のユウキツバサオーに5馬身の差をつけて4勝目を手にした。

2月14日、中3週で迎えた27戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続でO.ペリエ騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったダイフウジンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月1日、中1週で迎えた28戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続でO.ペリエ騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タヤスバレンシアに半馬身交わされて2着に敗北した。

3月14日、中1週で迎えた29戦目は、5歳以上900万下の洲本特別（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた30戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の槍ヶ岳特別（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、トーワイグザンプルに交わされて3馬身半差の2着となった。

4月18日、中2週で迎えた31戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のユウキツバサオーを3/4馬身振り切って5勝目を手にした。

5月30日、中5週で迎えた32戦目は、5歳以上1600万下のフィリピン・トロフィー（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は牧田和弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

6月21日、中2週で迎えた33戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の大沼ステークス（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

8月9日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた34戦目は、4歳以上1600万下のやまなみステークス（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は牧田和弥騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

8月23日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた35戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の花見小路ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

10月11日、中6週で迎えた36戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の太秦ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は河内洋騎手（7戦0勝）。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた37戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の高雄ステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、4着を確保した。

11月21日、中2週で迎えた38戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の比叡ステークス（京都芝2400m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた39戦目は、J.ムルタ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の’98ゴールデンホイップトロフィー（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた40戦目は、4歳以上1600万下のサンタクロースステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は牧田和弥騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

6歳（1999年）

1月17日、中2週で迎えた41戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の雅ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた42戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上1600万下の金蹄ステークス（東京ダート2100m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて9着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた43戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下の北山ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

5月12日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から37kg減らして迎えた44戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のテレビ埼玉杯（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた45戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、G3のかしわ記念（船橋ダート1600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

6月30日、中4週で迎えた46戦目は、地方重賞の報知オールスターカップ（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山林堂信彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月7日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた47戦目は、一ノ瀬亨騎手を鞍上に迎えて、’99かちどき賞（大井ダート1800m 晴/良）に53.5kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のイチコウタマユキをハナ差振り切って休み明けの一戦をモノにした。

7歳（2000年）

1月10日、中4週で迎えた48戦目は、地方重賞の東京シティ盃（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で一ノ瀬亨騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

2月9日、中3週で迎えた49戦目は、G1の川崎記念（川崎ダート2100m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は山林堂信彦騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた50戦目は、ハンデ地方重賞の金盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は一ノ瀬亨騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

4月13日、中5週で迎えた51戦目は、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で一ノ瀬亨騎手（3戦1勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

10月25日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた52戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、新千歳特別（門別ダート2000m 雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったアパラシオンからクビ差の2着となった。

8歳（2001年）

5月2日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた53戦目は、メジロマックイーン特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダービーワイルドをクビ差制して久々の実戦をモノにした。

6月14日、中5週で迎えた54戦目は、地方重賞のステイヤーズカップ（札幌(地)ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラキングオーから5馬身差の2着となった。

9歳（2002年）

4月25日、約10か月半の休み明けで迎えた55戦目は、トウカイテイオー賞（札幌(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月12日、中6週で迎えた56戦目は、ハンデ戦でオープンの浦河アエル特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったオーガストキングから4馬身差の2着に敗北した。

7月4日、中2週で迎えた57戦目は、十勝ワイン特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月22日、中6週で迎えた58戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、登別地獄祭り特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月31日、中9週で迎えた59戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の瑞穂賞（門別ダート1800m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた60戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 曇/重）に出走。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

10歳（2003年）

4月30日、約5か月半の休養明けで迎えた61戦目は、えぞ松特別（札幌(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた62戦目は、美しが丘特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のモミジイレブンに半馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

7月10日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた63戦目は、十勝軽種馬農業協同組合特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（8戦2勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。