ベルロマンス（1998年生、母ロマンスマリー）

ベルロマンス（1998年5月13日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時13歳）と交配したロマンスマリーが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鵜木唯義。戦績は、中央平地2戦0勝、地方31戦7勝2着3回。2001年のすみれ賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

村山啓厩舎（上山）へ入厩。

2歳（2000年）

11月7日、デビュー戦は須田英之騎手を鞍上に据えて、3歳C1（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。馬体重は433kg。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシロイッパツをクビ差制して初勝利を挙げた。

12月14日、中4週で迎えた2戦目は、3歳A1（上山ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のマウントレターに半馬身の差をつけて2勝目を手にした。

3歳（2001年）

4月28日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳500万下のひめさゆり賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で須田英之騎手（2戦2勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた4戦目は、3歳A2（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で須田英之騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月4日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳A（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で須田英之騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のネイチャーカラーに1馬身の差をつけて優勝

9月17日、中1週で迎えた6戦目は、3歳A1（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で須田英之騎手（5戦3勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月14日、中3週で迎えた7戦目は、3歳A（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で須田英之騎手（6戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノラブラブに2馬身半の差をつけて4勝目をつかんだ。

10月27日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の相馬特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で須田英之騎手（7戦4勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、5着に入り込んだ。

11月25日、中3週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞のすみれ賞（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で須田英之騎手（8戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルハチマラネロから3/4馬身差の2着に敗北した。

12月16日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳戦のエルフィン賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で須田英之騎手（9戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2002年）

9月17日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、T・AYAKO賞（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で須田英之騎手（10戦4勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた12戦目は、ニットー商事杯（上山ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で須田英之騎手（11戦4勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた13戦目は、株式会社クラフト緑化優良工場受賞記念（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で須田英之騎手（12戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた14戦目は、ノベンバーカップ（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で須田英之騎手（13戦4勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のメイセイコンダクタに1馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

11月24日、中2週で迎えた15戦目は、森田&富川・全国競馬巡回記念（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で須田英之騎手（14戦5勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のミリオンゲッターに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月10日、中1週で迎えた16戦目は、照屋の恋と門出を自分で祝う小賞典（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で須田英之騎手（15戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったベニバナキングから3馬身差の2着に敗北した。

5歳（2003年）

4月15日、約4か月の休養明けで迎えた17戦目は、イヌ鷲特別（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で須田英之騎手（16戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた18戦目は、Dr.コパ誕生日記念（ファイナル）（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で須田英之騎手（17戦6勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた19戦目は、メルボルンカップ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で須田英之騎手（18戦6勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた20戦目は、ニュー洋蘭賞（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は20戦連続で須田英之騎手（19戦6勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた21戦目は、上山温泉&競馬大好き嵐山光三郎来場記念（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で須田英之騎手（20戦6勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた22戦目は、山口瞳追悼記念（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で須田英之騎手（21戦6勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月16日、中6週で迎えた23戦目は、鳴子温泉旅館すがわら記念（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は23戦連続で須田英之騎手（22戦6勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた24戦目は、ぽかぽかラジオ記念（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は24戦連続で須田英之騎手（23戦6勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったライトシーザーから5馬身差の2着となった。

9月15日、中1週で迎えた25戦目は、佐藤誠記・赤間律子結婚記念（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で須田英之騎手（24戦6勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のサファリプレイズをクビ差制して優勝

9月30日、中1週で迎えた26戦目は、ホースレーシング・ワイド7賞（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は26戦連続で須田英之騎手（25戦7勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた27戦目は、有限会社吉田技研記念杯（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は27戦連続で須田英之騎手（26戦7勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた28戦目は、三社親睦会浅草睦新宿支部杯（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は28戦連続で須田英之騎手（27戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた29戦目は、井上徳康来年もまた来ます杯（上山ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は29戦連続で須田英之騎手（28戦7勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月30日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた30戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般A2（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた31戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた32戦目は、一般A2（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6歳（2004年）

4月3日、約3か月の休み明けで迎えた33戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は須田英之騎手（29戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。