テイエムソッキュウ（2014年生、母テイエムハナフブキ）

テイエムソッキュウ（2014年3月7日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋速球」。毛色は青鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時13歳）と交配したテイエムハナフブキが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は日高テイエム牧場（株）。2016年のひまわり賞(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

山内研二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

7月30日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤエノセンリに5馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

8月27日、中1週で迎えた3戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた4戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの野路菊ステークス（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた5戦目は、2歳500万下のヤマボウシ賞（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は和田竜二騎手（3戦1勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた6戦目は、2歳500万下のなでしこ賞（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川島信二騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず11着に終わった。

3歳（2017年）

1月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のはこべら賞（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。最後は勢いを失って16着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた8戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のたんぽぽ賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

2月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下のかささぎ賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤懸貴志騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた10戦目は、3歳500万下のフローラルウォーク賞（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

6月11日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではいいところがなく16着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で森裕太朗騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で17番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

7月17日、中1週で迎えた13戦目は、えびの特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森裕太朗騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したコウユーヌレエフを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

8月16日、中3週で迎えた14戦目は、霧島賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月1日、中6週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた15戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、国見岳特別（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた16戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、コスモス特別（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のジャズコンボを3/4馬身振り切って2勝目をマークした。

11月4日、中1週で迎えた17戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、霜月特別（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた18戦目は、サフラン特別（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた19戦目は、的場文男レジェンドカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた20戦目は、水仙特別（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

4歳（2018年）

1月2日、中1週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた21戦目は、新春特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

1月13日、中1週で迎えた22戦目は、地方重賞のサイネリア賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた23戦目は、梅花特別（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

2月25日、中2週で馬体重を前走から30kg減らして迎えた24戦目は、マーヴェラスカップ（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中純騎手（6戦0勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

3月25日、中3週で迎えた25戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、グッドラックカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた26戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、清明賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

4月22日、中0週で迎えた27戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、ツバメ賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上A2 B（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた29戦目は、セレブレイトカップ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川島拓騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

6月5日、連闘で迎えた30戦目は、鳴神月賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた31戦目は、向暑特別（佐賀ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた32戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、開聞岳賞（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた33戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、文月特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた34戦目は、ファイヤーワークスカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川島拓騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

9月1日、中3週で迎えた35戦目は、3歳以上A2 B（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

9月11日、中0週で迎えた36戦目は、重陽賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手（6戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

10月8日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた37戦目は、さざんか特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島拓騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた38戦目は、的場文男レジェンドカップ（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で川島拓騎手（8戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた39戦目は、耶馬溪賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島拓騎手（9戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

12月23日、中4週で迎えた40戦目は、ファンタジーカップ（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は石川慎将騎手（2戦1勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

5歳（2019年）

1月3日、中1週で迎えた41戦目は、新春特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川島拓騎手（10戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた42戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第2戦）（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた43戦目は、梅花特別（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は川島拓騎手（11戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

2月19日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた44戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、福寿草特別（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた45戦目は、春望賞（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた46戦目は、パンジー賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

4月28日、中4週で迎えた47戦目は、菊池川特別（佐賀ダート1800m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は村松翔太騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。