ナムラルビコン（2001年生、母シルキー）

ナムラルビコン（2001年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋古代ローマの国境の川」。毛色は鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時11歳）と交配したシルキーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は山際辰夫。戦績は、中央平地2戦0勝、地方10戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2004年の杉並木賞(一般C5)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山際辰夫から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、奈村信重によって945万円で落札された。

石栗龍彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

2月1日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

6月19日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。

8月6日、中6週で迎えた3戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート1300m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（宇都宮ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったコスモビリーブからクビ差の2着に甘んじた。

9月4日、中1週で迎えた5戦目は、一般C5ニ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったゲットザグローリーから1馬身半差の2着に敗北した。

9月20日、中1週で迎えた6戦目は、スパーク賞（宇都宮ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のスズランティアラに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月16日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で平沢則雄騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったゲットザグローリーから半馬身差の2着となった。

10月31日、中1週で迎えた8戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた9戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマグダレナソフィアからアタマ差の2着に惜敗した。

12月4日、中2週で迎えた10戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のゲットザグローリーに1馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

4歳（2005年）

1月7日、中4週で迎えた11戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（7戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4ロ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（8戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のジニアエレガンスに1馬身の差をつけて3勝目を挙げた。