ジニアエレガンス（2001年生、母シクレノンビオス）

ジニアエレガンス（2001年3月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「百日草の学名。丈夫な花。」。毛色は鹿毛。種牡馬のスターオブコジーン（当時13歳）と交配したシクレノンビオスが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ナカノファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方32戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年のこと座特別(一般D1-2)。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額1,500万円（15万×100口）で一口馬主が募集された。

佐々木亜良厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

2月29日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、4着に入った。

3月20日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず13着に敗れた。

7月31日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

8月31日、中3週で迎えた4戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナティーサドル特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

10月3日、中4週で迎えた5戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

12月30日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から22kg減らして迎えた6戦目は、三井健一騎手を鞍上に迎えて、一般C4ニ（宇都宮ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアキノデメからアタマ差の2着に甘んじた。

4歳（2005年）

1月10日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4ロ（宇都宮ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で三井健一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4ロ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で三井健一騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったナムラルビコンから1馬身差の2着に敗北した。

2月5日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三井健一騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた10戦目は、スパーク賞（宇都宮ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で三井健一騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月2日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた11戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、一般D3-1（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた12戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、石狩特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のブラボーカイザーに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月28日、連闘で迎えた13戦目は、西野特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（1戦1勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた14戦目は、リゲル特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた15戦目は、十勝軽種馬農業協同組合特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で沼沢英知騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた16戦目は、一般D2-3（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沼沢英知騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた17戦目は、一般D3-1（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で沼沢英知騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノシンホニーに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月22日、中2週で迎えた18戦目は、こと座特別（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で沼沢英知騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のアグランオペラに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月4日、中1週で迎えた19戦目は、ブラックホーク賞（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で沼沢英知騎手（7戦3勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた20戦目は、平取町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で沼沢英知騎手（8戦3勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月1日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、三石町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で沼沢英知騎手（9戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5歳（2006年）

5月5日、約6か月の休養明けで迎えた22戦目は、時計台特別（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で沼沢英知騎手（10戦3勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

5月17日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、上富良野町美味かみふらのポーク特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で沼沢英知騎手（11戦3勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた24戦目は、うらかわ優駿ビレッジ「アエル」特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で沼沢英知騎手（12戦3勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた25戦目は、一般D1-2（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で沼沢英知騎手（13戦3勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

6月22日、連闘で迎えた26戦目は、豊富ミルク特別（札幌(地)ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は15戦連続で沼沢英知騎手（14戦3勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた27戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、プルート特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた28戦目は、一般D1-2（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた29戦目は、一般D1-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は沼沢英知騎手（15戦3勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた30戦目は、一般D1-2（旭川ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（16戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた31戦目は、一般D1-2（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手（17戦3勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

9月12日、中1週で迎えた32戦目は、一般C4-3（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沼沢英知騎手（18戦3勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた33戦目は、アルクトゥルス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沼沢英知騎手（19戦3勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた34戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、いて座特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた35戦目は、日高軽種馬農業協同組合賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は沼沢英知騎手（20戦3勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月9日、中1週で迎えた36戦目は、一般D1-3（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（21戦3勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。