ワンダーミッション（1998年生、母タツミリリアン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、浦河育成牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」と「北海道11月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

佐藤健二厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2000年）

9月17日、デビュー戦は岡村裕基騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/不良）に出走。馬体重は511kg。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月20日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村裕基騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったハローポートから1馬身半差の2着に敗北した。

11月10日、中2週で迎えた3戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月20日、中0週で迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は岡村裕基騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。競走中止となった。

3歳（2001年）

4月27日、約5か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村裕基騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミレニアムステージをクビ差制して初白星を挙げた。

5月14日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村裕基騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2002年）

12月26日、約19か月半の休み明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた7戦目は、前住和寿騎手を鞍上に迎えて、一般C3二（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5歳（2003年）

1月8日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3四五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡村裕基騎手（5戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したワイドトップに3/4馬身届かず2着に敗北した。

1月31日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村裕基騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では超凡な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

2月26日、中3週で迎えた10戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村裕基騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月28日、中3週で迎えた11戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡村裕基騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3五六（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岡村裕基騎手（9戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、伸びてきたムテキパワー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5月21日、中4週で迎えた13戦目は、一般C3四五（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で岡村裕基騎手（10戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマドンナソウルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

7月22日、中8週で迎えた14戦目は、一般C3四五（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡村裕基騎手（11戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

8月20日、中3週で迎えた15戦目は、一般C3四五（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で岡村裕基騎手（12戦2勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着に入った。

9月2日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で岡村裕基騎手（13戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で岡村裕基騎手（14戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るミナノオゴジョを自慢の末脚で半馬身差し切って3勝目をマークした。

10月29日、中5週で迎えた18戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で岡村裕基騎手（15戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモリスライアンに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月14日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2五（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で岡村裕基騎手（16戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したメイプルダンサーを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

12月1日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で岡村裕基騎手（17戦4勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスフィーダに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

12月19日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で岡村裕基騎手（18戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のトウカイタイヨウに2馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

6歳（2004年）

1月4日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2九十（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で岡村裕基騎手（19戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったリネンセブンを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

2月3日、中3週で迎えた23戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、マイスターチャレンジ（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

2月28日、中3週で迎えた24戦目は、一般C2六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡村裕基騎手（20戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

8月10日、約5か月半の休み明けで迎えた25戦目は、アクアライン特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村裕基騎手（21戦5勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

10月7日、中7週で迎えた26戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般C2五 C3一（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2四五（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡村裕基騎手（22戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のスターフェアリーをハナ差振り切って1着ゴールを果たした。