オスピタリテ（2021年生、母オモテナシⅡ）

オスピタリテ（2021年5月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「おもてなし(仏)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時11歳）と交配したオモテナシⅡが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道日高郡新ひだか町、生産者はチャンピオンズファーム。主な勝ち鞍は2024年のSAGAリベンジャーズ×夜のウーマんチャンス。

経歴

デビュー前

1歳のとき、チャンピオンズファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

森田直行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

8月26日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

12月16日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

12月23日、連闘で迎えた4戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

3歳（2024年）

1月6日、中1週で迎えた5戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

2024年1月10日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

2月18日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の小草生月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったナンヨーノーマルに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

3月3日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、抜け出したアツヒメにアタマ差届かず2着に甘んじた。

3月30日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のSAGAリベンジャーズ×夜のウーマんチャンス（佐賀ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のテルセイラを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

4月6日、連闘で迎えた9戦目は、3歳戦のKYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

4月27日、中2週で迎えた10戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。