ナンヨーノーマル（2021年生、母ミルキークォーツ）

ナンヨーノーマル（2021年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+ノーマル(正常の、標準の)」。毛色は鹿毛。種牡馬のエピカリス（当時7歳）と交配したミルキークォーツが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は有限会社松田牧場。主な勝ち鞍は2024年の小草生月賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、中村德也によって484万円で落札された。

緒方努厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

9月24日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた2戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

12月23日、中9週で迎えた3戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

3歳（2024年）

1月13日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

2月18日、中4週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた5戦目は、合林海斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の小草生月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオスピタリテに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月8日、中2週で迎えた6戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

3月30日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は合林海斗騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で合林海斗騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で合林海斗騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。