ウォーターヘザー（2005年生、母オカノイチバン）

ウォーターヘザー（2005年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は栗毛。種牡馬のボストンハーバー（当時11歳）と交配したオカノイチバンが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）向別牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方13戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の一般C3-4。

経歴

デビュー前

武邦彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

7月26日、デビュー戦は竹之下智昭騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

9月10日、中6週で迎えた2戦目は、3歳戦のドウベー特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月9日、中8週で迎えた3戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、一般C4-7（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた4戦目は、一般C5-6（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月7日、中1週で迎えた5戦目は、一般C4-7（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鬼束亮騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダイワギャラントに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月21日、中1週で迎えた6戦目は、一般C4-4（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で鬼束亮騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトウショウスワットを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。

4歳（2009年）

1月3日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で鬼束亮騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアルコレイナに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月7日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、一般C3-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鬼束亮騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

5月4日、中3週で迎えた9戦目は、一般C3-4（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で鬼束亮騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミズホアイチャンに2馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

5月24日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2-4（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で鬼束亮騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエフテーカンパネラを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月22日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2-3（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で鬼束亮騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で鬼束亮騎手（9戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月11日、中3週で迎えた13戦目は、リゲル特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で鬼束亮騎手（10戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月14日、中4週で迎えた14戦目は、一般C2-2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で鬼束亮騎手（11戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。