ダイワギャラント（2005年生、母ベツェニーズスター）

ダイワギャラント（2005年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋伊達男、華麗な、堂々とした」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワテキサス（当時12歳）と交配したベツェニーズスターが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は折手牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方40戦5勝2着8回。主な勝ち鞍は2009年のシリウス特別(一般C1-1)。

経歴

デビュー前

上原博之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

7月19日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。17頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

8月24日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず12着に終わった。

9月14日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

10月26日、中5週で迎えた4戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般C4-7（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

11月9日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた5戦目は、一般C4-7（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

11月25日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた6戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C5-6（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

12月2日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、一般C5-8（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず11着に敗れた。

12月7日、連闘で迎えた8戦目は、一般C4-7（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したウォーターヘザーを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。

12月21日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4-6（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したムーンブリザードを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4歳（2009年）

1月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4-6（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

2月8日、中4週で迎えた11戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C30（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

2月15日、連闘で迎えた12戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、一般C29（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

2月22日、連闘で馬体重を前走から13kg増やして迎えた13戦目は、一般C29（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた14戦目は、中村卓司記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

4月5日、中3週で迎えた15戦目は、一般C4-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコアレスアタックを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

4月19日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4-3（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた18戦目は、一般C4-3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（8戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るグランドグラッパを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月31日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3-5（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したケイジーウィナーを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月15日、中1週で迎えた20戦目は、リゲル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中川雅之騎手（10戦1勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマヤノリバティに3馬身の差をつけて制した。

7月7日、中2週で迎えた21戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で中川雅之騎手（11戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るコアレスアタックを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月17日、中0週で迎えた22戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

8月18日、中4週で迎えた23戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた24戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスピリットライアンを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

9月13日、中1週で迎えた25戦目は、シリウス特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（12戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

9月22日、連闘で迎えた26戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（13戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したテンエイファルコンを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月11日、中2週で迎えた27戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般B4-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサクラグランクリュに2馬身の差をつけて順当に勝利した。

10月25日、中1週で迎えた28戦目は、さわぎきょう特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（14戦3勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた29戦目は、ビオラ特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（15戦3勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた30戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、まつばぎく特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた31戦目は、一般B3三（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた32戦目は、金の成る木特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るナムラノーヴァを上がり0位の末脚で半馬身差し切って制した。

5歳（2010年）

4月4日、約3か月半の休み明けで迎えた33戦目は、輪島塗特別（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた34戦目は、大崎上島産紅はっさくカップ（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したナムラノーヴァを差し切れず、2馬身差の2着となった。

5月5日、中1週で迎えた35戦目は、楽天競馬杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた36戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般B2二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したラインブレイクを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

5月30日、中1週で迎えた37戦目は、一般B2三（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた38戦目は、森重達裕・翠子結婚記念（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた39戦目は、一般B2二（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月20日、中2週で迎えた40戦目は、一般B2二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた41戦目は、石崎奉燈祭特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた42戦目は、天才勝負師長谷川帰京記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた43戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、吉本いろは生誕100日記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。