サカショウクィーン（2015年生、母キャットニップ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、町屋勝幸から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、東眞司によって129.6万円で落札された。

2歳（2017年）

7月8日、デビュー戦は菊沢一樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は420kg。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい7着に終わった。

8月27日、中6週で迎えた2戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。16着に敗れた。

9月16日、中2週で迎えた3戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい8着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた4戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は木幡育也騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後はバテてしまい15着に終わった。

12月10日、中7週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は岩部純二騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

3歳（2018年）

6月24日、約6か月半の休み明けで迎えた7戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で城戸義政騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず12着に終わった。

8月19日、中4週で迎えた9戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳B1-1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るグランカナーレをクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

9月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の公益社団法人新潟県畜産協会長賞（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブラストに8馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月18日、中1週で迎えた11戦目は、蔵コンサート特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のノーブルステップに1馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月25日、中4週で迎えた12戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

11月19日、中3週で迎えた13戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

4歳（2019年）

3月28日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、4歳C3（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

5月1日、中4週で迎えた15戦目は、一般C3七八九（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和博騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のアドバンスアゲンに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月15日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定戦のカンパニュラ賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和博騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた17戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のノーブルヘラクレスに4馬身の差をつけて優勝

6月27日、中3週で迎えた18戦目は、エキサイティングリレーin浦和賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で福原杏騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

7月26日、中3週で迎えた19戦目は、元気いっぱい!南区ヒマワリ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福原杏騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力でなんとか走り抜いたが、抜け出したボンテアトルを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

8月20日、中3週で迎えた20戦目は、兵庫グルメでお腹いっぱい!賞（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で福原杏騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったチョリータに詰め切れず、約11馬身差の2着に敗北した。

5歳（2020年）

1月17日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた21戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

2月21日、中4週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた22戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

3月27日、中4週で迎えた23戦目は、一般C3一（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は福原杏騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。競走中止となった。