ノーブルヘラクレス（2015年生、母サンセットムーン）

ノーブルヘラクレス（2015年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ギリシャ神話の神」。毛色は鹿毛。種牡馬のヴァーミリアン（当時13歳）と交配したサンセットムーンが24歳のときに産んだ15番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は中前牧場。主な勝ち鞍は2019年の4歳C3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中前牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、吉木伸彦によって270万円で落札された。

佐野謙二厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2018年）

9月19日、デビュー戦は高野誠毅騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は492kg。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高野誠毅騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦の中野区賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高野誠毅騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で高野誠毅騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高野誠毅騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に敗れた。

4歳（2019年）

1月10日、中4週で迎えた6戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

2月15日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、4歳C3（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋哲也騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るエルコンフェアリーを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

3月25日、中4週で迎えた8戦目は、4歳C3（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋哲也騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、4着に入り込んだ。

4月19日、中3週で迎えた9戦目は、ジルコン賞（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高橋哲也騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3二三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋哲也騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

5月10日、連闘で迎えた11戦目は、薫風賞（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋哲也騎手（5戦1勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3一（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋哲也騎手（6戦1勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したサカショウクィーンを差し切れず、4馬身差の2着となった。

6月12日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で高橋哲也騎手（7戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

6月28日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた14戦目は、楽しい屋台が大集合賞（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で高橋哲也騎手（8戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月26日、中3週で迎えた15戦目は、一般C3二三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で高橋哲也騎手（9戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

8月20日、中3週で迎えた16戦目は、一般C3二三四（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で高橋哲也騎手（10戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。