ジルコン賞

レース展開

ザスリーサーティが端を切る展開、そのすぐ後ろを進むメイショウケンザン

ザスリーサーティがハナに立つ恰好となり、リードを1馬身ほど確保して一団を引っ張っていく。単独の2番手にメイショウケンザンが続く。そのすぐ後ろ、ヒビケカゼンが3番手の絶好位につける。そのあと、ビギンアゲインは好位に取り付く。先団後ろのポジションにいるのはサンダルース。その1馬身後ろ、ファシルマニエは中団前目。セイヴァルカンは中団馬群の真ん中あたりを追走。カジノクイーンは中団後方の位置。その直後、ブラックゼウスが9番手。ディフィーノは後方5番手に控えて機を待つ。ビービービージーは後方4番手に控えて虎視眈々と機をうかがう。後方3番手で腰を落ち着けて運ぶのはノーブルヘラクレス。後方2番手の位置でじっと我慢するのはインヴィジブル。最後方にリックバナードがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ジルコン賞、ビービービージーがベテラン馬のプライドを顕示する様な渾身の走りで制す！

先頭はザスリーサーティでリードは1馬身。単独の2番手にセイヴァルカンが続く。そのすぐ後ろ、メイショウケンザンが3番手。そのあと、ヒビケカゼンが4番手。1馬身離れて、ビギンアゲインが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、7番手から抜け出したのはブラックゼウス。そのまま押し切る態勢だったが、中団後方にいたビービービージーが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた7頭を差し切り、最後は後続に3馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、中団の位置からビュッと切れる脚で猛進したブラックゼウスが続き、2着と半馬身差の3着には、4番手の位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張った1番人気のヒビケカゼンが入った。そこからクビ差遅れた4着には、逃げ粘ったザスリーサーティが入線、さらに半馬身差の5着には、2番手にいた13番人気のセイヴァルカンが食い込んだ。