クレストアロック（2002年生、母バガテール）

クレストアロック（2002年1月31日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「大岩の頂上に達する」。毛色は栗毛。種牡馬のGrand Lodge（当時11歳）と交配したバガテールが7歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、地方15戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は2007年の中華レストラン樹苑杯(一般C3四)。

経歴

デビュー前

萩原清厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

7月23日、デビュー戦は大西直宏騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

4歳（2006年）

7月22日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

9月16日、中7週で迎えた3戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月14日、中3週で迎えた4戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

10月21日、連闘で迎えた5戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコアレスコンドルを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

11月4日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたソヨフクカゼ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

12月10日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

5歳（2007年）

9月1日、約9か月の休み明けで迎えた8戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたオリーブサンライズ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

9月17日、中1週で迎えた9戦目は、中華レストラン樹苑杯（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手（7戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコウギョウライデンに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月7日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で村上忍騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコスモキラウェアを捕まえ切れず、8馬身差の2着に敗北した。

10月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3一（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で村上忍騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトーセンコマチを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6歳（2008年）

1月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、一般C3二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で村上忍騎手（10戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

3月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、一般C1十（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で村上忍騎手（11戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

4月27日、中4週で迎えた14戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C1八（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

6月9日、中5週で迎えた15戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（12戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

7月20日、中5週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた16戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（13戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。