コスモキラウェア（2004年生、母Fayreform）

コスモキラウェア（2004年8月29日）は、ニュージーランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ハワイの火山名」。毛色は栗毛。種牡馬のVan Nistelrooy（当時4歳）と交配したFayreformが12歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地3戦0勝、地方39戦8勝2着6回。主な勝ち鞍は2007年の一般C2七。

経歴

デビュー前

内藤一雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

3月11日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1800m 曇/重）に出走。馬体重は456kg。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

5月19日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（水沢ダート1300m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオウシュウコトブキを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

6月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C3（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタンポポプリンセスにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月28日、中3週で迎えた8戦目は、3歳C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヤシュウロッチを上がり0位の末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

8月15日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のJA岩手ふるさとアイス杯（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（5戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサイレンスレディーに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月10日、中3週で迎えた10戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で小林俊彦騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトウカイマックスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

9月23日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小林俊彦騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトーセンフォルテを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月7日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で小林俊彦騎手（8戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクレストアロックに8馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月20日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で小林俊彦騎手（9戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のベティポデロッソに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

11月19日、中3週で迎えた14戦目は、岩手県牛乳普及協会ミルク杯（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で小林俊彦騎手（10戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたエスペランサロッホ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

12月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2二（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で小林俊彦騎手（11戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったネイチャーマインドにねじ伏せられて5馬身差の2着に敗北した。

12月24日、中2週で迎えた16戦目は、岩手雪まつり杯（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で小林俊彦騎手（12戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のケージーオドリコを半馬身振り切って単勝一倍台の期待に応えた。

4歳（2008年）

2月26日、中8週で迎えた17戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

3月28日、中3週で迎えた18戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1200m 雨/良）に出走。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい14着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた20戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、武甲山特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた21戦目は、楽天GORA賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた22戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、JU岩手中古車ビッグフェア賞（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた23戦目は、アテルイレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

7月21日、中2週で迎えた24戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、森の風鶯宿・けんじワールド杯（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1一（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた26戦目は、JA岩手ふるさとリンゴ杯（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（13戦6勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

9月1日、中1週で迎えた27戦目は、元気です!岩手の温泉レース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（14戦6勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた28戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、水沢商人まつりレース（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた29戦目は、一般B2十（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（15戦6勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2十（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた31戦目は、一般B2十一（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた32戦目は、一般B2十二（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた33戦目は、一般B2十三（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1二（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で木村暁騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

12月31日、連闘で迎えた35戦目は、一般C1二（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で木村暁騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

5歳（2009年）

1月12日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1二（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は7戦連続で木村暁騎手（8戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

3月21日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた37戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で木村暁騎手（9戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオンワードスペルに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月29日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で木村暁騎手（10戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、グリフィンアイズにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月4日、連闘で迎えた39戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で木村暁騎手（11戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダンストンルージュに6馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

4月20日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で木村暁騎手（12戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

4月27日、連闘で迎えた41戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で木村暁騎手（13戦2勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。

6月8日、中5週で迎えた42戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で木村暁騎手（14戦2勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。