エリンジウム（2020年生、母ペイデュソレイユ）

エリンジウム（2020年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「花の名前」。毛色は鹿毛。種牡馬のグレーターロンドン（当時8歳）と交配したペイデュソレイユが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は上井農場。主な勝ち鞍は2023年の第107期騎手候補生募集中!賞(一般C2九)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、上井農場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって770万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、福田光博によって440万円で落札された。

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

11月26日、デビュー戦は小林凌大騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。17頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

3歳（2023年）

4月23日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

6月17日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、水沼元輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

8月20日、中8週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で水沼元輝騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

9月25日、中4週で迎えた5戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳C2五（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

10月1日、連闘で迎えた6戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、第107期騎手候補生募集中!賞（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不撓の闘志で渋太く粘り続けて、最後は2着のアルバハールに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

10月17日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた9戦目は、ところがどっこいの助潮黒ラウ賞（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2五（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた11戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、オッズパークマキバオー賞（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた12戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。