ブルーテネーシャス（2020年生、母キシュウリベンジ）

ブルーテネーシャス（2020年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名(馬主名より)+粘り強く」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアイファーソング（当時12歳）と交配したキシュウリベンジが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は野表篤夫。主な勝ち鞍は2023年の祝昌也喜寿記念。

経歴

デビュー前

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

10月1日、デビュー戦は藤田菜七子騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

11月26日、中7週で迎えた2戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

3歳（2023年）

2月26日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

2023年4月13日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4月11日、中5週で迎えた4戦目は、3歳戦のナイスハルター特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は藤田菜七子騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた5戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の田口秀夫還暦記念杯（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入り込んだ。

5月18日、中1週で迎えた6戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の祝昌也喜寿記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエイシンテンライに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったヤーゴに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

6月28日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の千原せいじより井上夫妻祝結婚（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の眞規子63歳千の風記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったブロードアクトに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月27日、中1週で迎えた11戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月23日、中3週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた12戦目は、3歳戦のたぬきひとみ杯（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

9月6日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた13戦目は、3歳戦の廻芽くる毎日プリティ杯（名古屋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月19日、中3週で迎えた15戦目は、一般C10（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた16戦目は、一般C11（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた17戦目は、一般C10（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたダイユウファルクス決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

12月1日、中1週で迎えた18戦目は、一般C8（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた19戦目は、有象無象がよぉ!誕生おめでとう（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

12月25日、中0週で迎えた20戦目は、ビアンカとほりこゆ。絆記念（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

4歳（2024年）

1月18日、中2週で迎えた21戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したラダックを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

2月2日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、一般C6（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では卓抜な伸び脚で驀進したが、グロリアンズタイムに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

2月16日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた23戦目は、一般C4（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったナムラエヴァに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月1日、中1週で迎えた24戦目は、来週から開催!第1回中京競馬（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた25戦目は、一般B9（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（7戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

4月25日、中5週で迎えた26戦目は、犬山城特別（名古屋ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天授の負けじ心を発揮してゴールまで頑張ったが、3着に終わった。