スマノマーチ（1995年生、母フユノマーチ）
1995.04.13
スマノマーチ（1995年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のスマノヒツト（当時14歳）と交配したフユノマーチが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は信田 光男。戦績は、地方28戦9勝2着2回。1998年の北海道産馬アラブ系4歳特別(アラ系4歳 ハンデ)に勝利した他、1998年のアラブ優駿(アラ系4歳)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
宮本政晴厩舎（荒尾）へ入厩。
2歳（1997年）
12月23日、デビュー戦は吉田隆二騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（荒尾ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3歳（1998年）
1月4日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系4歳（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のリバーユウキに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
1月19日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月2日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のルイパンドラに4馬身の差をつけて2勝目を手にした。
2月15日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆二騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンピットに4馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。
2月28日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田隆二騎手（5戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシューワカンダリスに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
3月22日、中2週で迎えた7戦目は、3歳ハンデ戦でオープンの北海道産馬アラブ系4歳特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田隆二騎手（6戦4勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のジョウグウウッズに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
4月5日、中1週で迎えた8戦目は、高田大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の楠賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月23日、中6週で迎えた9戦目は、3歳オープンの荒尾記念トライアル（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（7戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月6日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の楠賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（8戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6月28日、中2週で迎えた11戦目は、3歳オープンの荒尾記念（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（9戦5勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月2日、中4週で迎えた12戦目は、3歳戦の楓特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（10戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
9月6日、中4週で迎えた13戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイヤエトワールに5馬身の差をつけて制した。
9月28日、中2週で迎えた14戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、有明賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマルシンホーマに2馬身の差をつけて優勝
10月25日、中3週で迎えた15戦目は、3歳オープンのアラブ優駿（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
11月16日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。
11月30日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系4歳以上A1 B2（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で北村欣也騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したレイクスキーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。
12月19日、中2週で迎えた18戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で北村欣也騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
4歳（1999年）
1月4日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で北村欣也騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワンダーマーキュリに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
7月10日、約6か月の休養明けで迎えた20戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で北村欣也騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。
7月24日、中1週で迎えた21戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で北村欣也騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。
8月7日、中1週で迎えた22戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で北村欣也騎手（8戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。
9月4日、中3週で迎えた23戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。
9月18日、中1週で迎えた24戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。
10月2日、中1週で迎えた25戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るワンダーチケットを上がり0位の末脚で半馬身差し切って9勝目を手中に収めた。
11月20日、中6週で迎えた26戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（3戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。
12月4日、中1週で迎えた27戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は北村欣也騎手（9戦2勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。
12月18日、中1週で迎えた28戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（10戦2勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたサンディゴトット決め手に屈してクビ差の2着となった。