サクセスハーモニー（2017年生、母スイートハビタット）

サクセスハーモニー（2017年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+調和」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時16歳）と交配したスイートハビタットが18歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシンボリ牧場。主な勝ち鞍は2021年の4歳以上1勝クラス。

経歴

デビュー前

1歳のとき、シンボリ牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、坂東牧場によって1,836万円で落札された。

久保田貴士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

12月14日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

3歳（2020年）

1月12日、中3週で迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り小雨/良）に出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

3月15日、中8週で迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は失速してしまい12着に敗れた。

5月23日、中9週で迎えた4戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み7着に沈んだ。

6月20日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚が止まってしまい16着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

8月9日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた8戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のメイショウアカイシに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月30日、連闘で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの小樽特別（札幌芝1200m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で亀田温心騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。

11月1日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

4歳（2021年）

2月7日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は亀田温心騎手（2戦1勝）。18頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて17着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた12戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを14番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。17頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

5月16日、中9週で迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は小林脩斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

5月22日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のエイリアスに3馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

8月8日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg戻して迎えた16戦目は、3歳以上2勝クラスの驀進特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて17番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月14日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた17戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの稲妻ステークス（新潟芝1000m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は小林脩斗騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月16日、中8週で迎えた18戦目は、3歳以上2勝クラスの飛翼特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は菅原明良騎手（2戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったクルークヴァールから2馬身差の2着に敗北した。

10月31日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦でオープンのルミエールオータムダッシュ（新潟芝1000m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は小林脩斗騎手（3戦0勝）。18頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（2022年）

1月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、4歳以上2勝クラスの小郡特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は亀田温心騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた21戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの周防灘特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

5月14日、約3か月半の休養明けで迎えた22戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの邁進特別（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。15着に終わった。

8月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた23戦目は、3歳以上2勝クラスの驀進特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は菅原明良騎手（3戦1勝）。18頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。13着に敗れた。

6歳（2023年）

1月15日、約5か月半の休養明けで迎えた24戦目は、4歳以上2勝クラスの小郡特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

2023年2月10日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。