スパーキングターフ（1998年生、母クインモーニング）

スパーキングターフ（1998年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアンバーシャダイ（当時21歳）と交配したクインモーニングが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河土肥牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方7戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年のセプテンバーシリーズ第3戦。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額2,000万円（20万×100口）で一口馬主が募集された。

矢野進厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

3月24日、デビュー戦は金子光希騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は462kg。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた2戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、3歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

8月5日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は金子光希騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた5戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のセプテンバーシリーズ第3戦（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。最後は、2着のボストンエクセルに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2002年）

5月26日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は宗像徹騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

10月19日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から23kg戻して迎えた7戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川浩文騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石川浩文騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアトミックトップに4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

12月15日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川浩文騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ニシノアーリントンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5歳（2003年）

1月19日、中4週で迎えた11戦目は、井上悦児騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグリーンシリウスに1馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

2月16日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上悦児騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい7着に敗れた。